2013年04月05日

日記


3月1日

昨日に引き続き、バンドリハ。
昨日の練習で割と本気で疲れていたらしく、演奏の立ち上がりが悪い。
情けない。
ツアーに向けて、演奏する身体を作っていかないと。

帰り際、土砂降り。
まっすぐ家に帰る。


3月2日

午前中、関根とJ-WAVEの生放送に出演。
なかなか午前中に生ゲストで呼ばれることが無いので、新鮮だった。

夕方、オカモトズのレイジに誘われ、ラッパーのギブンと渋谷WWWヘ。
テレビブロス25周年記念イベントを観に行く。
大好きだけど、なかなか生で観る機会がなかった方たちを沢山観れて最高だった。
清水ミチコさんのものまねメドレー。
念願の生ミッちゃんに感動。
「フラッシュバックメモリーズ3D」の松江哲明監督とGOMAさんのトーク、そして、GOMAさんの生演奏。
ディジュリドゥの倍音とグルーヴに超やられた。素晴らしかった。
マキタスポーツさんのライブは、音楽分析と批評がパフォーマンスに昇華されていて素晴らしかった。
めちゃくちゃ面白かった。
OL Killerのパフォーマンスも初めて観ることが出来た。
フロアで超ノリノリの中、僕だけ退出。

友人夫婦と食事。
美味いパエリアを食べたが、量が尋常じゃなくて死にかけた。
その後、こたつのあるカフェでお茶をするも、こたつで爆睡。
フラフラになりながら、帰宅。


3月3日

午後、友人夫婦と浅草へ。
最初はスマートボール目当てで熱海に行こうとしていたのだけど、浅草にもスマートボールの店があるということで、浅草に変更。

雷門前で待ち合わせ、仲見世通りをいく。
途中、様々な煎餅と饅頭を食べる。
出来たての人形焼きが、別物みたいな美味しさということを発見。
温かいし、あんこが柔らかくて、超美味しい。
浅草寺に軽く挨拶して、ロック座の方面へ。
場外競馬場が近くだからなのか、道すがらの飲み屋では、おじさんたちが競馬を見ながら飲んでいる。

目当てのスマートボールのお店。
ひさしぶりのスマートボールを堪能。
店内に、昔のパチンコみたいな遊技台があって、遊んでみる。
設定のいい台だったらしく、当たりが続いて楽しかった。

せっかく浅草に来たんだしということで、お好み焼きともんじゃ焼きのお店へ。
坂口安吾が贔屓にしていたお店だったらしい。
昨日に引き続き、食べ過ぎた。

店を出て、夜の浅草を散策中に思いついて、スカイツリーに行ってみることにした。
東京であれば大体どこにいても見えるスカイツリーだけど、真下に来てみると、想像以上にデカい。
せっかくなので、展望台に行ってみることにした。
予約などいるのかと思いきや、当日券ですんなり入れた。

高さ350mの位置にある展望台まで、エスカレーターに乗る。
窓がないのでわからないけれど、すごい速度で昇っているんだと思う。
すぐ着く。
ドアが開くと、目の前に東京を一望出来る展望台。
視界を遮るものが無く、大パノラマ。
曇っていたので星空は見えなかったけれど、一面に広がる夜景はまさしく地上の星。
綺麗だった。
さらに、もう一段上の展望台に行ってみる。
(ちなみに、別料金がかかる。)
100m上がって、450mの位置にあるのだけど、100m上がっただけで景色がまた全然変わる。
千葉や横浜の方まで見えてしまう。
これだけ高いと、ゴジラが壊すのも大変じゃないか。スカイツリーは。
作品によって違うけど、大体50m〜100mだから。ゴジラ。
ちなみに、ガンダムRX-78-2とマジンガーZは、18m。
ガンバスターでも240m。
スカイツリーすげぇ。

また高速エレベーターで地上に降りると、なんとなく地に足がつかない変な感覚。
押上駅周辺を散策しつつ、帰路へ。
電車で爆睡。


3月4日

ベボベLOCKS!収録。
よく確認していなかったせいでスタジオを間違えてしまい、半蔵門から虎ノ門へ急いで移動。
遅刻。
収録後、TOKYO FMで別件があり、半蔵門へ戻る。
少し時間があったので、メンバーとSOL!スタッフで食事。
別件もサクッと決めて終了。


3月5日

クエンティン・タランティーノ監督の新作「ジャンゴ 繋がれざる者」に備えて予習中。
別冊映画秘宝「百発百中!ウェスタン映画入門!」を読み、タランティーノを取り上げている雑誌も色々さらった。
来週観に行く予定なので、それまでにマカロニ・ウェスタンも観ておこうと、仕事帰りに大きめのTSUTAYAへ。
日頃、あまりレンタルはしないのだけど、こういう新規開拓の際は「沢山借りて一気に観る」みたいな、
中高生の頃、レンタルビデオ屋に通っていた頃の気持ち。
目当てのマカロニ・ウェスタンと、最近の映画も何本か借りた。

ファミレスで一人食事。
お店に迷惑にならない程度に読書。


3月6日

映画「闇金ウシジマくん」を観る。
『ドラマ版の映画版』というのはわかって観たけれど、内容的にはもう少し踏み込んでほしかった。
原作のウシジマくんの、あのイヤな感じが欲しかった。
僕の場合、自分の地元に似た空気感が「闇金ウシジマくん」には漂っていると思っているのだけど、そういうムードというか。
観ていて、ちょっと不幸がポップだなぁと思ってしまった。
山田孝之さんや、大島優子さんの演技が良かった。

映画「るろうに剣心」を観る。
『どうせコスプレ映画でしょ』みたいに思っていて、謝りたくなるくらい凄いアクション映画だった。
『剣心のあの感じをそのままやるのもどうなの』と思っていて、謝りたくなるくらい佐藤健さんの演技が素晴らしかった。
剣心の飛天御剣流が『速さを活かした抜刀術』っていう設定を踏まえての殺陣であり、アクションであり。
その表現も、佐藤健さんのポテンシャルの高さも本当に凄い。
シリーズ化して欲しい。

映画「ザ・レイド」を観る。
劇場公開時からずっと観たかったのにタイミングが合わずで観れていなかった。
もっと早く観ておくべきだったと後悔した。
アクションだけでほぼ全編みせるって尋常じゃなさすぎ。
大した前フリもなく、いきなり本編開始。
そこから100分、アクションシーンばっかり。
戦いっぱなし。
しかも肉弾戦ばっかり。
戦いながらストーリーが進んでいく。
それこそブルース・リー的な、若い頃のジャッキー・チェン的な、格闘アクションの先にあるのだとは思うけど、
ストイックさとテンションや熱量は、凌駕するものがあるんじゃないだろうか。
超面白かった。


3月7日

午後、春ツアーに関する打ち合わせ。
ライブプロデューサーの本間さんを交えて、セットリストの方向性について話し合う。
その後、明後日に控えた、マネージャー大久保の結婚パーティーの打ち合わせ。
なんだこれ。

帰り際、夜にも関わらずすごく暖かいことに気がつく。
寒くも暑くもなく、実にちょうどいい。
お腹の空きも中途半端だったので、軽い運動ついでにしばらく夜の散歩をすることにした。
事務所のある外苑前から、渋谷駅まで歩く。
すっかりお腹もすいたので、王将で餃子を食べた。
食べ過ぎた。


3月8日

「カンニング竹山単独ライブ 放送禁止2012」DVDを観た。
相方の中島さんが亡くなって7周忌、このライブシリーズが始まって5年目にして、
これまで中島さんの話をしてこなかった竹山さんが、「相方の死」を「笑い」にする挑戦をするというもの。
このライブの中で竹山さんは「中島が死んでから、心にぽっかりと穴が開いたみたいだった」と語り、
「本当の意味で『カンニング竹山』というピン芸人になるために、相方のことを題材にしたネタをやる必要があった」と語る。
この2時間のライブはカンニングという「コンビ」のライブだった。
感動もしたけど、めちゃくちゃ面白かった。
すげぇ笑った。
お笑いの「緊張と弛緩」という型にはめるとすれば、「死と笑い」という究極の「緊張と緩和」。

「マンディンゴ」DVDを観る。
題材が題材なだけに、面白いとは言いにくいのだけど、すごく面白い映画だった。
「ジャンゴ」への期待も高まる。


3月9日

夜、マネージャー大久保の結婚パーティー。
盛大でとても面白いパーティーだった。
僕らもバンドで「初恋」を演奏した。
ご結婚おめでとうございやした。

パーティーにDJで出ていたOKAMOTO'Sのハマとレイジと会場を出る。
渋谷でMVを撮っていた、ラッパーのギブンと、彼らの友達のノザキ君(超映画好き)と会う。
渋谷TSUTAYAの1階で立ち話。
家が同じ方向の僕とハマとノザキ君で終電。
満員電車の中で映画の話をしながら帰った。


3月10日

「荒野の用心棒」「続・荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「Namie Amuro 5Major Domes Tour 2012」Blu-rayを観る。


3月11日

都内スタジオで諸々撮影。
スタイリングとヘアメイク共に、約2年ぶりに仕事する人たち。
ずっとスケジュールが合わなくて仕事出来なかったので、今回ご一緒出来てよかった。
また今後ともよろしくお願いします。

仕事終わりでレイジから連絡。
急遽、「ジャンゴ 繋がれざる者」を観に行くことに。
映画好きのノザキくんも合流して、3人で。
期待していたし、観るための準備もしてきたけど、本当に超絶最高だった。
「イエーイ!」なんて言いながら映画館を出た。

レイジに誘われて、つけ麺を食べ、レイジの家に遊びに行った。
部屋の写真を見たことはあったけど、いざ行ってみると、間取りも面白いし、置いてある雑貨も面白いし、センスの良い部屋だった。
前から薦められていた「Red Dead Redemption」というゲームをやらせてもらう。
レコードも聴いたりして。
最後に、オカモトズ全員が映った卒業アルバムを見漁って、おいとま。


3月12日〜13日

ここ最近の睡眠時間が短かったからか、寝溜めをするかのような睡眠。
夜になってやっと起きる。

「続・夕陽のガンマン」「ウエスタン」を観る。

昼、豪風の中、映画部で「ジャンゴ 繋がれざる者」を観に行く。
2度目でも最高。
「イエーイ!」ってなる。
観賞後、いつもの喫茶店へ。
発注していた「映画部バッチ」が出来上がる。
出来上がりが良過ぎて、普通に良い感じ。

帰宅後、少し寝て、ファミレスで夕飯。
TSUTAYAに行き、本やら映画やらを物色。
平成ガメラを3本借りた。
もう10年は観ていないので、今観たらどう思うのかなぁと。


3月14日

バンドリハ。
ツアーに向けた準備&慣らし運転的なリハーサル。
身体が全然仕上がっていなくて、疲れた。
ローディー上甲さんに家まで送ってもらうも、車内で爆睡。
家に着いて、吸い込まれるように布団の中へ。


3月15日

昨夜が早寝だったので、自動的に早起き。
起き抜けに「ガメラ 大怪獣空中決戦」を観る。
小学生の時に劇場で観て、その後にレンタルビデオで観て以来だから、10年ぶりくらいなのかな。
当時よりも遥かに面白く感じた、というか、面白さがわかったというか。
視点の切り方や、「怪獣災害」にまつわる描写が本当に凄い。
18年前でこれだけ出来るんだから、今だったらもっと凄い怪獣特撮が出来るんじゃないのかしら。
「巨神兵東京に現わる」もそうだったと思うけど。
ミニチュアセットとCGのバランスが超凄いやつが。
素人考えだけれども。

午後から、リハ。
おさらいをしつつ、ツアーで演奏する予定の楽曲のアレンジの細部を確認。
現在の自分たちの解釈も加えたいと思う。崩さない程度に、適度に。

帰宅後、爆睡。


3月16日

早起きして、朝食。
「ガメラ2 レギオン襲来」を観る。
これも久しぶりだったから、「こんな感じだったっけ」と思いながらも、改めて、超面白い。

午後、今年初めての整体に。
昨日一昨日のリハで、あらためて、「歌うための身体」が出来ていないと自覚。
歌っていて、歪みのせいで身体のあちこちがビキビキする。
案の定、久しぶりに鍼を打ってみると、痛すぎる。全然ダメ。
身体をほぐしてもらっても、全然ダメ。
全く手応えがない。
1時間かけて全身を診てもらい、まぁ来る前に比べてマシになったかなという程度。鈍り過ぎていた。
これからしばらく週1くらいで通うことにする。
本当にひどかった。


3月17日

恵比寿リキッドルームにて「musicる」イベント。

昼すぎに会場入りして、サウンドチェック及びリハ。
リハ後、楽屋で今後の制作の打ち合わせ。

打ち合わせを終えても本番まで5時間は待ち時間があったので、
ヒャダインさんのマネージャーさんが持ってきていたトランプとUNOを、メンバーとヒャダインさんで。
UNOを久しぶりにやってみると、割と運が重要なゲームなんだと気付く。
なので、トランプで大貧民に移行。
僕が結構強くて、湯浅が結構弱いということに気がついた。

本番は持ち時間の関係で3曲しか演奏できなかったけど、年内初ライブという意味では丁度いい長さだった。
途中、ヒャダインさんにも参加してもらって、「ぼくらのfrai awei」。
楽しかった。

イベント終了後、軽く乾杯があって、会場をあとに。
帰宅。


3月18日

早起きして、「ガメラ3 破壊神覚醒」を観る。
前田愛さんの名言「イリス熱いよ」に胸熱。
仲間由紀恵さんの完成度たるや。
「G3」のメイキングドキュメント「GAMERA 1999」を庵野秀明監督が撮っているのだけど、
「ラブ&ポップ」とのキャスティングの交差は何か関係があるのかな。
当時から気になっていたんだけど。

続けて、「アルゴ」を観る。
これも面白かった。
事実は小説よりも奇なりなんていうけれど、これを本当に作戦として計画したっていうんだからすごいよな。
斜め上過ぎ。

午後、ベボベLOCKS!収録へ。

収録を終えて外に出ると、凄まじい強風。
そんな中、六本木へ。
「クラウド アトラス」を観る。
これがまた凄い映画だった。
構成も映像表現も演出も世界観も、このクオリティーで作ったっていうことが凄すぎる。
見終えてから、音楽でこういうことをやろうと思ったらどういう風に表現すればいいのか、ずっと考えてしまった。


3月19日

午前中に整体へ。
何日か前に行ったばかりだったのもあって、だいぶほぐれてきていた。
この調子で通おうと思う。

それから渋谷へ。
誕生日に事務所から1万円分の商品券をいただいたのだけど、使い道を決めかねていて、財布に入れっぱなしだった。
が、昨日「クラウド アトラス」を観て、手塚治虫先生の「火の鳥」が読みたくなったので、「火の鳥」を全巻買うことにした。
値段を調べると、「手塚治虫文庫全集 火の鳥」は全巻で9500円くらい。
これに「賭博覇王伝 零 ギャン鬼編」最新巻を加えて、1万円分の商品券を使い切った。

午後からツアーリハ。
演奏する曲のリストアップはおおよそ出来ているので、練習。
久しぶりに演奏する曲を中心に。


3月20日

早起きして、メール業務などなど。

少し早めに家を出て、新宿へ。
カンパニー松尾さんの新作「私を女優にして下さい AGAIN 13」と、豊田道倫さんの「mtv」を買いに行く。

その後、ツアーリハ。
細かい演出やアレンジの見直しを中心に。

リハーサルを終えて、SOL!生放送まで時間があったので、各自食事へ。
僕はTFMの近くの天ぷら屋さんに行こうと先に半蔵門へ向かうも、まさかの定休日(というか祝日)。
仕方がないので、駅近くの中華屋さんに行くも、あまり美味しくなく。。
虚しい気持ちを抱えて、TFMへ。

生放送教室終了後、軽く録り物。
それから、番組スタッフとデニーズへ。
朝4時まで語らう。


3月21日

朝から体調が悪いというか、変な感じ。
背中の真ん中から腰にかけて痛いというか、変な感じ。
寝不足なのかなぁと思いつつ、リハーサルへ。

何曲か演奏したところで、背中の痛みが胃腸あたりの痛みに変わり、さらに変な体調。
さすがに嫌な感じがしたのでリハーサルを途中抜けして、病院へ。
診察してもらった感じ、そんな大事ではないと思われるとのことだけど念のための血液検査&尿検査。
健康診断に全然行っていないので良い機会だと思うことにした。
薬を受け取って、帰宅。

食欲も全然無かったけど、おかゆを食べて薬を飲んで早めに就寝。


3月22日

昼に昨日の病院へ行き、検査の結果を聞きにいく。
血液検査と尿検査共に異常はないけど、ウィルスが体内に入った時に上がる数値の上昇が見られるとのことで、
ウィルス性の胃腸からくる風邪との診断。
確かに言われてみれば、朝から頭痛もするし、身体もだるい。
測ってみたら、少し熱があった。
追加で薬をもらって終了。

その後、軽食をとって整体へ。
僕が「最後の砦」と呼ぶ所。
1時間くらいかけて身体の歪みを治してもらったら、頭痛と熱が下がった。
さすがの「最後の砦」。


3月23日

体調がだいぶ楽になるも、やはりまだ胃腸のズキズキとした痛みが残っていたので自宅療養。


3月24日

「火の鳥」を全巻読み終わる。

豊田道倫さんの「mtv」がすごく沁みる。

夕方、母が家に来る。
筍ご飯と、実家のVHSをデータ化する作業の流れで発掘されたらしい僕の幼少期の映像を持ってきてくれた。
4歳〜6歳の頃の映像だった。
自分の子供の頃よりも、父親の若い頃が今の自分に似ている部分が多くて驚いた。
ご飯の食べ方が本当にそっくりだった。

「イングロリアスバスターズ」を観て就寝。


3月25日

ゲームボーイアドバンス「ASTRO BOY 鉄腕アトム〜アトムハートの秘密〜」を購入。
DS本体が見当たらなかったので、GBA SP本体を探したら、ゲームボーイミクロの「MOTHER3 ver.」が出てきたので、これでプレイ。
想像以上に画面が小さくて操作しにくい。笑

昼からツアーリハーサル。
セットリストの組み立て。


3月26日

「ASTRO BOY 鉄腕アトム〜アトムハートの秘密〜」をクリアする。
「火の鳥」の構想に「アトム編」というのがあったらしく、もしそれが実現していたらどんなだったんだろうと色々調べていたら、このゲームに出会った。
いわゆる、ロックマン的な横スクロールのアクションゲームで、要所要所で手塚作品のキャラたちと出会うことで「アトムハート」を入手し、アトムがパワーアップしていく。
全部で7ステージあるのだけど、アクションゲームが苦手じゃなければ、だいたい3〜4時間くらいでクリアできてしまう。
が、1周目のエンディングはまさかのバッドエンド。
滅んでしまった地球をバックに「THE END」という文字が浮かぶという、すごい終わり方をするのだけど、そこに、火の鳥が登場。
アトムにもう一度生命を与え、『1周目とは違うエンディング』、つまり、別の未来を目指して、2周目が始まる。
そして、火の鳥がアトムに与えた「時間を超越する力」により、ステージセレクトが出来るようになる。
このストーリーとシステムの合致にまずやられる。
で、凄いのが、これまでアクションゲームとしてやってきたゲームが、ストーリーもののゲームに変貌するということ。
クリアした面をもう一度クリアしていくことに、新しい意味が加わる。
1周目ではわからなかったことが色々わかってくる。
…と、機会があれば是非やってほしいのだけど、これ本当に凄いゲーム。
アトムのみならず、手塚作品への愛情を感じる作り込みがハンパじゃない。
特に、本当のエンディング。
無事に地球を救ったアトム。
アトムの父、天馬博士が回想する。
名文・名台詞すぎて、普通に泣く。
以下、ネタバレ注意。


(トビオ) ※アトムの原型になった、天馬博士の息子。事故で亡くなってしまう。
お父さん。
どうして人間はいつまでも、憎しみあうの?
どうして争いがなくならないの?

(天馬博士)※トビオの父であり、アトムの製作者。
「それが人間の限界なのだよ。トビオ
人間には、暗闇の中から、未来を照らし出す情熱の炎がある。
だが、それらは自らも滅ぼす危険な炎でもあるのだ。
人間は一人ぼっちだ。
…友達が必要なんだ。暗闇の中で、一緒に炎を支えてくれる仲間が。
だから私はそれを…人間もロボットもこえる科学の子を、この手で作ろうとしているんだよ。」

(トビオ)
その子の名前は?

(天馬博士)
「アトム…。そう名づけようと思う。
決して分けることができないものという意味のギリシャ語だ。
どんなときでも、弱くて愚かな人間と、共に歩んでくれるように
それはきっと素晴らしい友達になってくれるだろう。」

(トビオ)
うん!ぼくはきっとその子と…アトムといっしょに行くよ
どこまでも行くよ…。


(天馬博士)
「トビオよ、見ているか。アトムだ。あれがアトムだ。
アトムよ、人間を超えろ!
国家や民族を!
思想や宗教を!
飢餓や貧困を!
戦争を!
人間の生み出した、くだらないものすべてを、超えて飛べ!
おまえは飛ぶのだ!人間が超えられなかった高みへ!
おまえは行くのだ!人間が行けなかった未来へ!」


是非、やってもらいたいゲームです。

午後からツアーリハーサル。
細かい演出やアレンジを重点的に。


3月27日

黒澤明監督「椿三十郎」を観る。

午後からツアーリハ。

帰宅後、黒澤明監督「用心棒」を観る。
順番逆だったと思いつつ、就寝。


3月28日

PS Vitaと「朧村正」を購入。
Wii版はめちゃくちゃやりこんだ。
すごくシンプルでわかりやすいゲームなので、夢中でガツガツやれる。
元々グラフィックも綺麗だったのだろうけど、Wiiでは発揮されず…
それが今回Vitaへ移植ということで、神移植だろと。
配信で新しいエピソードも展開するとのことで、めちゃ楽しみ。

午後からツアーリハ。


3月29日

昼からベボベLOCKS!収録。
かなり面白かった。

B.L.T.連載の取材で作曲家の杉山勝彦さんにお会いする。
乃木坂46の名曲、「制服のマネキン」「君の名は希望」などについて御伺いする。
年齢も近いし、音楽の捉え方にすごく共感出来たし、ためになることを沢山話してくださった。
ヒントを沢山もらえた対談でした。

帰宅後、制作。


3月30日

早起きして制作。
ギリギリまで作業して、ツアーリハへ。

セットリストもかなり決まってきていて、前後の入れ替えや、曲間、繋ぎなどを検証。
作らなければならないパートの作成。
前半ブロックの通しと検証をして終了。

PA岸さんに家まで送ってもらう。
岸さんは登山が趣味だということで、山の話を色々聞いた。


3月31日

早起きして制作。本日が締め切り日。
良い所までいくものの、曲の完成、デモを録るまでには到らず。
寝れない恐れが出てきて、栄養ドリンクを飲み、スタジオへ。

昨日に引き続きツアーリハ。
セットリストがほぼ決定。通してみる。
それを受けての調整をしていき、終了。

帰宅後、食事をして、すぐに作業にとりかかる。
曲の出来ていない部分を考え、歌詞を考え、検証し、修正し、
曲が出来た頃には朝の6時。
締め切りを朝10時にしてもらっていたので、デモ録りに入る。
この時間から体力的にも時間的にもしっかりしたデモを作ることは不可能なので、
ギターを沢山重ねた弾き語りの延長的なデモを作る。

なんとかデモを送信し、仮眠。
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posted by bbb at 22:02| 小出祐介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

Base Ball Baer「バンドBのゆくえツアー」グッズ公開!更に…!

皆さま、たたた大変お待たせしました!Base Ball Bear「バンドBのゆくえツアー」ツアーグッズを発表いたします!

まずはTシャツ!今回は3型つくりました!

ツアーTシャツ!
tour_t(blog).jpg
¥2,500(S,M,L,XL)

そして定番のラグラン!名付けて「行雲流水ラグラン」!
kouunryusui(blog).jpg
¥2,500(S,M,L,XL)

そしてもう1型、確実に今回の目玉といってもよいでしょう。「君色ゲルニカTシャツ」!
sougara_tee(blog).jpg
¥3,200(S,M,L)

こちも定番のツアータオル!
towel(blog).jpg
¥1,000

これからの季節にピッタリ!ツアーリストバンド!
wristband(blog).jpg
¥800

今度はぬいぐるみ仕様!「犬イヤホンジャック」!
inu(blog).jpg
¥1,200

色のついた紙を入れれば文字通り"君色"に!「君色ゲルニカクリアファイル」!
clearfile(blog).jpg
¥300

こちらもアートワークが映えます!ツアーバッジ!
badge(blog).jpg
¥500

以上の8型になります。正直、全部がおススメすぎて困ります。

そして更に!今回、ベボ部員のみが手に入れることが出来る超限定マガジン「Paper BeBoBu」を創刊しちゃいます!記念すべき創刊号の表紙には、べボ部副部長・堀之内大介が登場!!
ちょっとだけお見せしますが、こんな感じ!
SAMPLE.jpg

この、なんだかよくわからない「Paper BeBoBu」を手に入れるには、ベボ部に入会した上でライブ会場にお越しいただき、ご紹介した「バンドBのゆくえツアー」ツアーグッズを購入した際にベボ部のTOP画面を提示すると無料でプレゼントします。
グッズと併せて超限定マガジン「Paper BeBoBu」を是非ライブ来場の記念にお楽しみください!

それではライブ会場でお会いしましょう!!
posted by bbb at 19:57| スタッフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

日記


2013年

1月1日

さすがに今日明日は正月休み。
目覚ましをかけずに寝れた。
起きると、すでに夕方。
ダラダラとテレビを観る。
夕飯を食べようと外に出てみるも、ほとんど店がやっていない。
定食屋もスーパーもやっていなかったので、仕方なく出前ピザをとる。
ピザを食べながら、またテレビを観る。
飽きて、アイドリング!!!のDVDを観る。


1月2日

昨日に引き続き休み。
実家に帰ろうかとも思ったが、明日の武道館もあるし疲れたくなかったので、やめる。
明日の練習をして、夕方、隣の駅の大きいスーパーへ。
具材を買い、景気付けにすき焼きをやってみるが、ひとり鍋ほど難しいものはない。
後半、完全に白菜地獄。
死ぬかと思った。
風呂に入り、入念にストレッチして、就寝。


1月3日

ユーミン40周年イベント@日本武道館。

午前中、武道館入り。
僕と関根のリハ。
ステージ上で、現場のモニターさんが、元々下北沢GARAGEの音響スタッフだった人と気付く。
それこそ、僕らの初めてのライブのその場に居たような人だったので、ちょっと感慨。
リハの意味も、モニターの意味もわかっていなかったような僕らだったけど、こんなに素晴らしい現場に呼んでいただけるようになりました。

続いて、出演者全員が出る曲のリハがあり、本番まで待機。
楽屋ではひたすら練習。

これまで2度、しかも同じ「1月3日」に武道館公演をしている僕らだけど、とにかく緊張が半端じゃなかった。
でも、不安やプレッシャーのそれではなくて。
錚々たる顔ぶれの中だけれど、出来る限りの最高のパフォーマンスがしたいと、そんな気合から来る、武者震いに近いものだった。

本番はゲスト1組目として、ステージに上がり、「NIGHT WALKER」という曲を歌わせていただいた。
曲を決める際、ユーミンさんから「Hello,my friend」という提案をいただいていたのだけど、個人的にすごく好きなこの曲にさせてもらった。
寺岡呼人さんもユーミンさんもナイスチョイスだと言ってくださって、嬉しかった。
そして、あの素晴らしい演奏の中で歌わせていただいて、本当に光栄だったし、最高に楽しかった。

僕と関根はさらに、「DESTINY」を歌わせていただいた。
舞台下手から、関根、薬師丸ひろ子さん、ユーミンさん、大貫妙子さん、僕、という並びで。
なんだこれ。笑
みなさんの足を引っ張らないよう、一生懸命歌った。

そして、出演者全員での「やさしさに包まれたなら」も歌わせていただいた。
鈴木茂さんの生音を背中に浴びながら、林立夫さんのグルーヴを背後に感じながら。
宇多丸さんも言っていたけど、完全に、「夢過ぎて逆に緊張しないパターン」だった。笑
本当に、夢みたいだった。

終演後、関係者挨拶のち、武道館内のレストラン「武道」で出演者打ち上げ。
2時間ほど盛り上がったところで、終了。
2次会の案内があると、ユーミンさんが行く、と。
じゃあこれは行かないとだと、RHYMESTERさんと僕と関根。笑
マネージャー徳留も大久保も離脱したなか、僕と関根で2次会へ向かうことに。

ユーミンさんを中心に、ムッシュかまやつさんの超面白い話が炸裂。
「ムッシュ、まじやべぇ」とMummy-Dさん。
宇多丸さんと本間昭光さんで、特撮の話で盛り上がったり。
夢以上に夢な夜は、27時半まで続いた。

帰り道。
ジャンパーのポケットに、CDJで渡されてしまった試供品の煙草とライターのセットが入っていた。
もう煙草は完全にやめたのだけど、なんとなく吸ってみた。
初めて吸った時みたいな味の煙を、つめたい冬の夜の空気ごと吸いながら、今日のことを思い出しながら、少し歩いた。
ユーミンさんが打ち上げの最後に言った、『コツコツとやるべきことをやっていれば、みんないつかきっとまた会えるでしょう』という言葉が蘇った。
明日からまた、良い作品を作るために頑張ろうと思った。

ユーミンさん、あらためて40周年おめでとうございます。
今回の武道館ライブは、ユーミンさんが歩んできた偉大な40年へのリスペクトと、愛情と、物語たちに満ちあふれた、素晴らしい空間でした。
普通にバンドマンをやっていただけでは触れられない、すごく大切で貴重なものに触れられた気がします。
また、考え込んでも気付かない、重要なヒントを体感できたと思います。
音楽とは何か、表現とは何か。
そんな、いつも考え込んでしまうようなそもそも論ですが、ユーミンさんのように、楽しくストイックに追求していきたいです。
永遠になる一曲、僕も作りたいです。
そして、10年後、50周年のGolden Cercleにも呼んでいただけるよう、精進したいと思います。
心から、ありがとうございました!


1月4日

昨日の疲れがドッときて、朝まったく起きれなかった。
それでもなんとかシャワーを浴び、身体中に置き鍼を貼り、地元へ。

帝釈天にサクッとお参り。
サクッとおみくじで末吉。
サクッとご飯を食べて、サクッと実家へ。
めちゃくちゃ寒かった。

いつも実家からの帰り、父に車で送ってもらったりするのだけど、どうせならと、久しぶりに自分で運転してみることにした。
5年ほどまともに運転していなかったので、ペーパードライバーになってしまう前に運転しておこうと。
助手席に父を乗せ、自宅までの1時間と少しを運転してみた。
意外といけた。
もっとフラフラ運転になるかと思ったけど、全然大丈夫だった。
必要を感じていないので自分の車は持っていないけど、たまにはドライブしたいなぁと思った。
運転のために実家にまめに帰ろうかな。


※ここから先は、制作日という名のインプット期間が断続的に挟まってくるので、一部省略していきます。


1月7日

世間的にも正月休みが終わり、仕事はじめの人が多いよう。
媒体さんも動き出すということで、年明け最初の取材日。
インタビュー2本と、撮影2本。
ベスト盤とシングルについて色々語る。

夜、締め切りだった2012年アイドルソング10選の原稿を書きあげる。
かなり熟考しまとめたつもりだが、どうしても10選にはしぼれず、15選にした。


1月8日

昨日に引き続き、取材日。
インタビュー2本。
その後、ベボベLOCKS!の年明け最初の収録。

午後に、情報解禁があった。
ベスト盤とシングルの収録内容、アートワーク、そして春ツアーについて。


1月9日

早起きして、午前中から友人のおすすめ映画「ルビー・スパークス」を観に行く。

さらに、「レ・ミゼラブル」を観る。
感想は後でまとめて。


1月12日

夕方、仲の良い雑誌編集者の益子さんと、中野サンプラザへ。
ハロプロの正月全体コンサートを観に行く。
いつも、ハロプロのコンサートは大体益子さんと観に行くのだけど、ほぼ必ず欠員が出る。
今回もインフルエンザで何名か欠席。
それでも、すごく面白いコンサートだった。
真ん中のVTRコーナーで、岡井千聖さんが炸裂していた。
パフォーマンスでは、真野恵里菜さんがすごく良かった。
もうすぐ卒業だからというのは関係なく、歌の説得力というか、届き方がグンと増していて感動した。

終演後、男2人の反省会。
酒も飲まずに、蕎麦だけ食べて帰る。


1月17日

堀之内と僕の父の誕生日。
おめでとうございます。

取材日。
インタビューと撮影を2本。
まだ雪が残る中での野外撮影だったので、どんな風になっているのか、出来上がりが楽しみ。
インタビューも、昔から知っている編集部の方とのベスト盤の話。
感慨深かった。

移動して、ニコ生「西川貴教のイエノミ!!」。
初めて、西川さんとお会いさせていただいたのだけど、すごく楽しかった。
是非またお会いしたいです。


1月18日

取材2本と撮影2本。

夜、本田翼さんと雑誌企画で対談。
MV「short hair」の撮影時は、ほんとに少し話しただけだったので、初めてちゃんとお会いしたような感覚。
やっと本田さんがどういう感じの人なのかを知れた。
楽しい対談でした。


1月21日

ベボベLOCKS!収録後、インタビューを2本。
今回の取材タームの中でも、まんべんなく、かつ、深いところまで話せたインタビューだった。


1月22日

久しぶりの映画部。
初めての昼から、そして、初めての2本立て。

駅であっこと待ち合わせ、劇場でレイジと、ラッパーのギブンと呂布と合流。
まずは「フラッシュバックメモリーズ3D」を観る。(感想は後でまとめて。)

レイジのリクエストで、パフェを食べに。
真っ昼間からスイーツを食べに来ている女性の多さに圧倒されつつ、フルーツパフェを食べる。
今後の映画部の活動に関する打ち合わせ。
まもなく超観たい映画が公開になるので、予備知識の無いというみんなに予習を懇願。
呂布がここで離脱。

そして、劇場に戻り、「LOOPER/ルーパー」を観る。(これも感想は後でまとめて。)
上映終了後、あっこは次があるとのことで離脱。
僕とレイジとギブン君で、街を徘徊。
この日、オカモトズがアルバムの店着日だったのもあり、タワレコへ。
そして、3人でゲーセンでプリクラ。


1月23日

昼に、今後に関する打ち合わせ。
超たのしい打ち合わせだった。
また一つ大きな楽しみが増えた。


1月25日

午後から、PV最終打ち合わせ。
本田翼さん、そして、3rdと4.0thのCMで協力してくれたCMプランナー・嵐田光氏と今回もタッグを組むことになった。
撮影がなかなか大変そうだけど、楽しみ。


1月28日

午後から取材日。
メンズノンノで、アイドル特集。
タワレコ嶺脇社長と対談。
「メンノンもアイドルを追う時代になったんですねぇ」なんていう話をした。
写真撮影は赤坂の「砂場」という蕎麦屋さんにて。
(伊丹十三監督「タンポポ」で、大滝秀治さんが餅を喉に詰まらせるシーンで使われたお店。)

その後、テレビコメントやフリーペーパーなどの取材、エリアコメントの収録でみっちり。


1月30日

「PERFECT BLUE」MV撮影日。

朝6に渋谷駅に渋谷駅に集合し、ロケバスで出発。
2時間ほどで撮影現場到着。
茨城にある最近廃校になったばかりの学校。
先日の雪がまだ残っているし、すごく寒いが、天気は快晴。雲一つない。
僕がメイクをしているあいだに、主演の本田翼さんの撮影スタート。
まずは外でのシーンから。
様子を見に行くと、CMプランナー嵐田光がすでに「かわいい」しか言っていない状態。
「かわいいのでOKです」状態。
僕も本田さんとご一緒させていただくわけなのだが、ちゃんとした絡みがあるのは、実質1シーンのみ。
僕のちゃんとした演技も、それだけ。
でも、それだけなんだけど、僕は演技が苦手なので、本田さんにご迷惑をかけないか心配だった。
すぐにOKが出て安心。
引き続き、屋上での撮影。
本田さんがギターを持つシーンがあったので、ギターの構え方のアドバイスをしてみる。
ストラップが低かったのを上げ、それっぽく見えるコードを教えてみる。

ここで僕に長めの空き時間。
僕がウトウトしている間にも、本田さんの撮影は進む。
現場は廃校ということで、そもそも電気が通っていない。
そこに電源車を手配して電気を供給しているが、それでも限界がある。
暖房の効かない校内は相当に寒い。
薄着でいないといけない本田さんには、かなりキツかっただろうと思う。
ジェットストーブも気休めでしかない。

僕の撮影がいくつかあり、リップシンクのシーンも撮影。
日が落ちた頃、撮影も佳境。
校内の寒さもいよいよハンパじゃなくなっている。
そんな中、最後のシーン。
体育館にて、サーチライトの中を逃げ惑う本田さん。
横で撮影を見ていて、映画のようで実に素晴らしいシーンだった。
これにて、全撮影が終了。21時。
都内に引き返し、23時。
渋谷の路上で広告に関する打ち合わせをして、解散。

帰りのタクシーの中、良いものが撮れたという手応えを反芻して、寝落ち。


1月31日

昼からSSTV「モンスターロック」のロケ。
スペシャ前から始まり、僕のゆかりある地を「見て」まわるという企画。
ディレクターは「こい散歩」でずっと一緒にやっていた方なので、感覚としては殆ど「こい散歩」だった。
懐かしい気持ちで、ロケをさせていただいた。
適度に奇跡も起きつつ、適度にダレつつ、ロケ最終地点は僕の地元。
実家から100mくらいの場所でロケが終わったので、さすがに実家に寄った。
夕飯を食べさせてもらい、妹が飼いはじめたウサギの「妹子」を撫でたりした。


2月1日

昼からラジオのコメント録り。
ありがたいことで凄い数の依頼をいただいたので、2日間に分割。
それでも4時間かかった。


2月4日

ラジオコメント2日目。
今回は関根と2人。
3時間くらいかかって、終了。
そして、そのまま、1時間のラジオ番組の収録。
かなりのおしゃべりハイ。
さらにそのままJ-WAVEに移動して、「GROOVE LINE Z」の生ゲスト。
おしゃべりトランスした。

他の2人も合流して、2月14日のmusicるニコ生の打ち合わせ。
企画を練る。

メンバーと別れ、チーフマネージャーらとベスト盤の広告デザインの打ち合わせ。
嵐田さんが考えてきてくれたコピー案を選んだりする。

その後、映画部。
今回から新入部員として、岡村靖幸氏が加入してくださいました。笑
まずは、僕とハマとレイジとギブンと岡村さんで、中華屋へ。
ご飯を食べながら、近況報告などなど。
そして、あっこが合流して恒例のプリクラを撮りに。
すごい画のプリクラになった。
呂布が合流して、劇場へ。
今回は僕のイチ推しで「ベルセルク 黄金時代篇V 降臨」(感想は後にまとめて)。

鑑賞後、いつもの喫茶店で反省会。
過去最大に盛り上がった反省会だった。
次回観る作品を決めて、解散。
朝4時。


2月5日

夕方、「PERFECT BLUE」MVオフラインチェック。
メンバーやチーフマネージャーはここで初めて今回のビデオを観たわけだけど、過去に無い盛り上がりだった。
これまでの曲やビデオのオマージュが散りばめられているからというのもあるけれど、この曲にまた違う意味を見いだしたからだと思う。
直しも特に無く、実にスムーズに確認作業が進んだ。

移動して、NACK5「おに魂」出演のため有楽町へ。
時間があったので、ひさしぶりに駅前の「後楽そば」へ。
ここの焼きそばが超うまい。
歌舞伎町にもあったのだけど、閉店してしまって残念。

番組出演を終えての帰り際、風邪の気配を感じたので早めの葛根湯。
完全に勝利。


2月7日

取材日。
「musicるTV」の収録。
初めての地上波musicる。
ヒャダインさんに、事務所の先輩・氣志團の綾小路翔さんと。
翔さんの天才っぷりに完全にやられた。

バタバタと移動して、B.L.T.の雑誌連載取材。
今回の対談は僕の師匠であるアゲハスプリングスの玉井健二さん。
ベスト盤の取材で、自分のこれまでを振り返る話をしていると、どうしても玉井さんの話になる。
こういうタイミングで玉井さんに会えてよかった。
玉井さんが手がけていたトマパイの話もしつつ、いま玉井さんとしたい話をした。
玉井さんとは、おそらく永遠にしゃべっていられるんだけど、次もあるので1時間半で対談終了。

NHK-FM「ミュージックライン」の収録。
僕が言うのはおこがましいけれど、宇徳敬子さんのエイジレス具合がマジハンパない。
バレンタインに放送だったのもあって、チョコをいただきました。
ありがとうございました。

事務所に戻って、NTV「PON!」のコメント収録。
今日撮ったものが明日放送というスピード感に驚いた。


2月9日

昼、渋谷スペイン坂でラジオ生放送。
スポンサーさんから大量の歯磨き粉をいただく。
ありがたすぎる。

時間が空いたので、買い物したりブラブラと。
早めに有楽町に行ってみたら、人だかり。
覗いてみると、野々村真さんの娘さんが歌手デビューの記者会見みたいなのをしていた。
しばらく見学。

夜、LF「BUZZニッポン」生放送。
吉田アナウンサーと久しぶりに話せて楽しかった。
いつか、いくらでも尺を使っていい番組でご一緒したい。笑


2月11日

深夜、「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」を観に行く(感想は後に)。
すぐ隣で観ていた若い男性3人組のマナーが最悪すぎて、一生映画館に来るなと思った。
上映中にベラベラしゃべる、前の席に足を乗せる、携帯をしょっちゅう見る。
聞きたくもないのに聞こえる会話の内容からして、結構なAKBのファンなんだろうけど、AKBにも作品にも劇場にもリスペクトが無いその態度に、ただただ腹が立った。
もう一度言うけど、そういう人は一生映画館に来ないで欲しい。
DVDで良いでしょ、DVDで。


2月12日

昼から事務所で打ち合わせ。
まずは、春ツアーのグッズに関する打ち合わせ。
デザインまわりなどの確認。

続いて、年間の打ち合わせ。
ベスト盤&リリース後から約1年間の動きについて、あれこれ話し合う。
さらに続いて、今後の制作の打ち合わせ。
今村Dと制作関連の流れの確認。

少し時間があいて、夜、SOL!の生放送教室に出演。
好き放題しゃべらせていただいた。

生放送終了後、ホリと渋谷へ。
今村Dとデザイナー・三栖一明と、今回のベスト盤&シングルのイラストを手がけてくれた鎌田さんと打ち上げ。
今村Dが「酔っぱらって適当になる」の次段階、「寝ながら会話に参加する」をくり出した。
僕も割と飲んだ(飲めた)。

小雨が降る中、帰宅。


2月13日

ベスト盤「バンドBのベスト」&シングル「PERFECT BLUE」リリース日。

あらためてベスト盤とシングルを聴き直してみたら、イメージ通りに音を仕上げられていて、嬉しかった。
制作中は集中し過ぎて判断が下手になってしまうけど、いまの冷静な状態で聴いてみてバッチリだった。
ベストのリマスタリングも、シングルのMix→マスタリングも上手くいっていたということ。
今回学んだことを、今後にも活かしていきたい。


2月14日

午後、ラジオの生放送に関根と出演。

EMIに移動して、メイクをして、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」打ち合わせ。
僕が出演する企画内容を練る。

夜、ヒャダインさんとmusicるニコ生バレンタイン企画。
クリスマスにやったときとはまた違うグダグダさと、適度な奇跡。
スタジオ内がむせかえるチョコ臭に包まれていた。
ヒャダインさんのプレゼント用生写真に爆笑。
「(こんなことしてないで)作曲しろ」と、僕。


2月15日

明日のタマフルに向けて準備。
軽く情報をまとめる程度つもりが、朝までガッツリとかかってしまった。


2月16日

夜、バカリズムさんのライブ「バカリズム案7」を観に行く。
めちゃくちゃ面白かった。
想像力を刺激されつつ、発想力に驚かされつつ、爆笑する。
こういう体験、初めてだったかもしれない。
あまり感じたことのない高揚感を抱えつつ、移動。

TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」に出演。
宇多丸さんのBUBUKAでの連載「マブ論」を読んで、アイドルソングの面白さに気付いた者としては、
宇多丸さんとこういう形で共演できるというのは、半端じゃない感慨。
また、普通にタマフルリスナーでもあるから、さらに感慨。
自分もそれなりにラジオの場数は踏んでいると思っているけど、久しぶりに緊張した。
こんな緊張は、何年か前に「嗣永桃子のぷりぷりプリンセス」に電話出演した時以来だった。
でも、本番はあっという間。
1時間じゃ全然足りないくらいだった。
是非また呼んで欲しいです。

バカリズムさんのライブ、そしてタマフル出演のほてりが冷めず、下北沢ガレージ・出口さんに連絡。
出口さん宅の近くの居酒屋で飲む。
帰り際、その近所の嵐田光の自宅前で記念撮影。
恒例行事。


2月17日

昼、ベボベLOCKS!収録。

収録後、M-ON!に移動してメイクや打ち合わせ。
合い間で叙々苑弁当を頼むことになり、ものは試しだと、自腹でいちばん高いやつを頼んでみた。
肉が口の中で溶けた。

夜、ベスト盤&シングル発売記念UST。
ライターの三宅氏、今村D、嵐田光氏を迎えて、レアな話が色々出来たのではないかと思う。
「リアルタイムで目撃すること・されること」が大切。
今後もコンテンツを考えていきたい。

放送終了後、今村D、三宅氏、嵐田光氏で打ち上げに。
そこにB.L.T.での連載を担当してもらっているライターの加藤氏も合流。
2件はしごして、27時頃解散。
結構酔っぱらったので、しばらく歩いて帰った。


2月19日

夕方、横浜みなとみらいへ。
楽しみにしていた崎陽軒のシウマイ弁当を買おうと思ったら、ランドーマーク内の店が休み。
シウマイ弁当を食べたい気持ちを抱えたまま、FM横浜で生出演。
帰り際、駅の売店でシウマイ弁当を購入。
でも、都内まで30分以上食べれないなんて我慢できないので、駅のホームで食べることにした。
食べている間に電車が来てしまい、マネージャー大久保を先に行かせ、ひとりホームに残って食べた。
冷たかった。

夜、FM FUJI生出演。
帰り際、スタジオの傍のゲーセンでUFOキャッチャーをやるも、まったく獲れず。
景品の重さとフックの力が全然合ってない。

その後、なんとなく5駅分くらい歩いてから帰宅。


2月20日

昼、制作の打ち合わせ。
めちゃくちゃ楽しみ。

それと同時に、今後の制作に関する重大な課題が出来てしまい、今村Dと軽く話しあう。
時間が無かったので深追いは出来なかったけれど、この問題をどうクリアしていくか、向き合っていく必要がある。

そのことで、映画部のみなさんにLINEで相談。
色々とヒントをくれた。
助かった。

夕方、久しぶりに下北沢「一龍」へ。
「一龍」みたいな中華そばは、本当に「一龍」でしか食べれないんじゃないかなぁ。
他で似た味を食べたことがない。


2月22日

夜、急遽入った取材。
このところ色々な取材があったけど、今回のは相当イレギュラーで面白かった。

下北沢ガレージ・出口さんと会合。
自分の制作に関しての最近の長考について、あれこれ。
答えはまだまだ見えないけれど、考え続けなきゃいけない。


2月23日

午後、ラジオの生出演で舞浜のイクスピアリ。

今日の仕事はこれ1本だったので、遠出ついでに、歩きで母校の方まで行ってみる。
ディズニーランド最寄りの舞浜駅は、僕らの中高の最寄り駅でもある。
2年前、25時間ニコ生をやった際に母校から中継をさせてもらったけど、周辺を歩くのは殆ど卒業以来と言ってもいいくらいだった。
学校帰りに買い食いしていた総菜屋さんに行って、メンチカツを食べた。
おばちゃんも味も全然変わっていなかった。
学校周辺の住宅街も久しぶりに歩いた。
静かさも含めて全然変わっていなかった。
スクールカースト上位の人たちが使うバス停、通称「6番線」。
時刻表自体は新しくなっていたけど、雰囲気は変わっていなかった。
学校の周りをぐるっと廻って、もう一つのバス停「5番線」。
学校が終わる時間に対して、「5番線」はバスが来るのが少し遅い。
早く帰りたい上位の人たちはこっちに全然来ないので、僕やその他の下層の人たちはみんなこっちで帰っていた。
「5番線」バス停に丁度バスが来たので、乗ってみることにした。
浦安駅前に着く。
バスから降りた目の前にあるゲーム屋さんに入ってみると、うさんくささが全然変わっていなくて面白かった。
中学生の時は、帰り際にこの店でよく「マーヴル・スーパーヒーローズ Vs. ストリートファイター」をやっていた。
駅前のゲーセンも変わっていなかったし、CD屋さんも変わっていなかった。
ただ、いちばん行きたかった駅前の本屋さんだけ無くなってしまっていた。
かゆいところに手が届くラインナップで、すごく好きな本屋さんだった。
そのまま東西線に乗り、西船橋へ。
そこから総武線に乗り換え。
このコースを行くのも、完全に高校卒業以来。
西船橋駅構内の雰囲気がかなり変わっていて、少し寂しかった。
電車内で疲れて爆睡。

新宿の紀伊國屋書店へ。
中学生の時、実家から一人遠出して紀伊國屋書店、その裏にあった「さくらや ホビー館」に行くのが、僕なりの「贅沢なお出かけ」だった。
そんなことを思い出しながら、「バカサイ'13」を購入。
てんやで天丼をガッツリ食べて、帰宅。


2月28日

春一番が吹く。
昨年、ベッキー♪#さんに提供した「15〜Spring Flag〜」は、まさにこのイメージ。
春の嵐。
風がとても温かい。

午後から、2月最終日にして、バンド年内初めてのリハーサル。
それぞれの楽器のメンテナンスやオーバーホールが終わり、そのチェックやテストを含めた、リハ。

久しぶりに音を出してみると、ドラムの音がまぁデカく感じもので。
いつもこんな大きい音で演奏していたのかと思ってしまう。
そして、ギターが重く感じる。
立ってギターを弾くのもひさしぶり。
しっかりメンテナンスしただけあって、生まれ変わったような出音。

ゆくゆくのツアーに向けて、楽曲のおさらい。
2ヶ月バンド練習していなかったとはいえ、身体は楽曲を覚えているもので。
純粋に演奏が楽しかった。

家に帰ってきたら、久しぶりに演奏して疲れたのか、猛烈に眠くなった。
爆睡。



※以下、観たり読んだりしたものの一部の感想。


「鋼の錬金術師 完全版」荒川弘 全18巻

コミックスで読んでいたけど、妹にあげてしまったので、完全版で全巻買い直した。
改めて、一気読み。

僕がこの2〜3年、作品や曲作りにおけるテーマにしていることがあって。
それは、「帰結するということ」。
手触りや感覚の話なので説明が難しいのだけど、
例えば、直線を走る50m走のように「スタートから、ゴール」に到着するのではなく、
校庭を1周する400m走のように、「スタートから、スタート地点という名のゴール」に帰結するということ。
大きな円環を描き、始点と終点が結びつくような感じというか。
冒頭にテーマに掲げたことが、しっかりと物語の結論に結びついてくるというような形を常に目指していて。
そこで、意識する作品の一つが、この「鋼の錬金術師」。
作品の冒頭で示される、エルリック兄弟の旅の目的に対する解答が、物語の最後でしっかり出る。
しかも、「等価交換」という、冒頭で示されている錬金術の原則がその結末に結びついているという、とても美しい終結の仕方を見せていて。
長期連載漫画ではなかなか出来ないことだと思う。
さらに、(未読の方のために詳細は伏せるが)「プラス1」という点も、心から頷ける。
『「スタートから、スタート地点という名のゴール」に帰結する』と書いたけれど、これは回帰ではなく、「ずれこむ」ということ。
同じ始点に戻るのではなく、新しい始点に立つということ。
その考え方に、僕は激しく同意してしまう。


「鈴木先生」 武富健治 全11巻+外典

何年か前に途中でストーリーを見失ってしまって以来止まっていたので、最終巻まで買って、改めて一気読み。

この作品は、「演技」が重要なキーワードで。
僕も、現実世界は芝居のようだと思う。
社会という人が作り出したシステム=虚構の舞台上で、どんな自分を演じていくのか。
「演じる」というそれは建前ではなく、「自己表現」のことだ。
例えば、自分の気持ちを伝えること。
形のない「気持ち」を、自分を介して伝えることも、立派な「表現」だと思う。
そんな「表現」のひしめきあいが、芝居であり、社会なのだと。
この作品で語られる「演技」とはまた少し角度が違えど、自分の考えと交差する部分が多く、沢山のヒントをもらった。

また、読んでいるあいだ、平田オリザ「演劇入門」が脳裏をよぎった。
芸術について考えることは、人生について考えることに近いのかもしれない。


「デラシネマ」星野泰視 最終8巻

楽しみに読んでいた「デラシネマ」が8巻で完結してしまって、少し残念。

この作品で好きなのは第32話「告白」。
映画界のトップスター・市岡歌蔵の独白。

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「スター」に祭り上げられたその私の目に、何が見えていると思う?
歓声を持って迎えてくれる大勢のファンか?
成功で手にした金か?
映画(シャシン)をヒットへ導くための確実な道筋か?
違う。
暗黒だ。
いくら求め努力しても結局は何も見えないんだよ。
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これは僕らが参加したヒャダインさんの楽曲「23時40分」にも通じるものがあると思う。
超売れっ子のヒャダインさんのように、ある程度夢が叶ってきてしまったらどうなるのだろう、と。
その答えは、「夢の先には夢しかない」。
夢もまた、底なし沼なのかもしれない。



「夜見の国から」池辺かつみ

「津山三十人殺し事件」を扱った、フィクション。
実際の事件とは決定的に異なる部分があり、まずはそこを描きたかったのだろうと思った。
この事件を題材にした作品はフィクション・ノンフィクション色々観たり読んだりしたけれど、
要点を押さえつつ、他の作品に敬意を示しつつ、「その部分」まで登り詰めていく構成が、素晴らしかった。

もし興味があるようであれば、「津山三十人殺し/筑波昭」や、映画「丑三つの村」などを観てからだと、より楽しめるかと。



「恐之本」高港基資 1〜2巻(2013年3月現在)

例えば、小説であれば想像力、怪談の語りであれば語り口、映像であれば手法など、僕がホラーに好みを見いだす部分は、ジャンルによって少し異なる。
特に漫画の場合は難しい。
「怖い」の表現方法や方程式が他とは全然違うのだと思うのだけど、絵というのが、まず、そもそも高いハードルだと思う。
絵という時点で、「実話っぽさ」や「リアリティー」としてのハードルがグッと上がってしまうというか。
「こんなこと起きたらどうしよう」という気持ちにさせるには、色々と工夫が必要そうだと想像する。

そんな中出会った「恐之本」はかなりツボを突いてくる。
日常から非日常へのずれ込み、「怪異」の起こし方がすごく上手い。
お化けや幽霊が怖い、異世界に突入して怖い、不条理で怖い、人間が怖いなど、手数も実に豊富。
オムニバスならではのグルーヴ感も素晴らしい。
装丁もまた凄く良い。
あまりじっくり見たくない。


「異界ドキュメント」高橋ヨシキ

映画雑誌の編集やデザイナー、園子温監督「冷たい熱帯魚」の脚本共同執筆もされている高橋ヨシキさんによる、実話怪談集。
僕も色々と実話怪談ものは読んできたけれど、そのどれとも違う。
異質で、不条理で、怖い。
「こう来るんじゃないか」という読みをすべて裏切ってくる。
語り口や切り口の斬新さも持ちつつ、その話自体がそもそも桁外れに面白い。
今まで触れたことがないものだった。
日常の暗がりを知ってしまったというそのことが、どんどん怖くなってくる。
是非、このシリーズは続けてほしい。



「何者」朝井リョウ

映画「桐島、部活辞めるってよ」に心を鷲掴みにされた僕が、Twitter上で映画の感想を連投していた時、原作者の朝井リョウさんからリプライをいただいて。
その時の会話の中で、今度刊行される新作の執筆中に、我々の「若者のゆくえ」を聴いていたと教えてくださって。
それが、この「何者」という作品。

読んで真っ先に思ったのは、「激しく同意!」。
僕が「新呼吸」というアルバムで歌っていることとすごく重なっていた。
自分が作った曲を聴きながら書かれた作品が、僕が“その曲の後”に辿り着いたところに触れていて、なんというか、すごく感激した。
同じものを見ていたのかなぁとも思った。

羨ましく思っている誰かのようになりたくて、
誰かのように褒められたくて、
誰かのような成功を掴みたくて、
いつか、それに「変身」でもできるのではと、いつだって期待している。
でも、絶対に、それは起きない。
唯一、自分で出来るのは、『より良い自分を目指して頑張る』ということだけ。
この、当たり前の現実を受け入れることは、当たり前なのに、すごくつらい。
『自分は自分にしかなれない』ということ。
『僕は僕をやっていくしかない』ということ。
それを受け入れ、はずれくじのような日々を費やし、大当たり=『自分が自分になる日』を迎えるために、努力していくしかない。
最高の瞬間を、最高の自分で迎えるために、努力していくしかない。
凡庸な僕らが立ち向うべき“者”は、“何者”でもない、自分だ。

先日、この「何者」が直木賞を受賞された。
近所の本屋にも、朝井さんの本が沢山積まれていた。
朝井さん、本当におめでとうございました。


「レ・ミゼラブル」

僕が観た日がたまたまレディースデイで満席。
しかも真っ昼間だったのもあって、ご婦人ばかり。
そんな環境で観たのだけど、中盤から劇場内のすすり泣きが止まなかった。
思うに、ご年配の方には、かなり沁みる内容だったのではないか。
豊潤な人生とは、成功しっぱなしの人生のことをいうのではないと思う。
得るものもあれば、それだけ、もしくは、それ以上のものを失いながら、それでも進んできた道の、その道程をいうのだと思う。
僕も、久しぶりに劇場で泣いた。
3時間という長篇映画だけど、そのすべてを連れて、物語は最後の最後に向かっていく。
本編が終了した瞬間、思わず拍手したくなってしまった。
(Twitterでいただいた情報によると、拍手が起こる場合も全然あったらしい。)

時間が合わず、結局一度しか劇場で観れなかったけれど、もう何度か劇場で観たかった。
あのカタルシスは、この映画でしか得られないカタルシスだったのではないかと思う。


「フラッシュバックメモリーズ3D」

ディジュリドゥ奏者のGOMAさんのドキュメンタリー。
交通事故によって記憶障害を追ったGOMAさんの、記憶と魂の記録。
過去の映像や脳内映像を、GOMAさんの演奏と共に体感していく。
トランス感もあり、かなり独特な映像体験だったが、何より、3Dの在り方にグッときた。
GOMAさんのフラッシュバックを表現するために、3Dという表現が選ばれた感というか。
作品の内容に対して、精神的に寄り添う表現としての3Dというのは初めて観た気がする。
ここ最近の3D作品の多くは、どこか目的と手段のバランスが悪いと感じることがある。
エンターテイメントとして、アトラクションとしては確かに良いのかもしれないけれど、「飛び出すこと」「立体的であること」自体が浮いてしまっているというか。
「飛び出していただけ」と思うことも多い。
この映画のように、もう一歩踏み込んだ3D体験が出来る作品が増えるといいなぁと思った。
目的と手段と意味の結びつき。
自分の音楽制作も、それを高い水準で実現していきたい。


「LOOPER/ルーパー」

いわゆるタイムスリップ物の映画なのだけど、脚本の作りや設定がすごく良かった。
最初に観たときは細かい粗ばかりを気にしていたけど、内容を思い出して反芻しているうちに、また観たくなってきた。
タイトルにもある通り、タイムスリップに伴って発生するそのループ=円環。
こういった趣きの作品における宿命、もしくはルールともいえる、それをどうやって決着させるのかが重要かと思う。
円環が開くのか、または円環がスパイラルしていくのか。
この作品のその決着は、「思い付いても実現しにくい」類のものだと思う。
僕の中で、東野圭吾「容疑者Xの献身」もその類のものだと思っているのだけど、「それを実現させるにはそれ相応の積み立て」が必要なタイプというか。
設定やストーリーの流れを含め、「爆発のためのお膳立て」がしっかりしていないと転覆してしまうタイプの仕掛けで。
後々、パンフレットを読み込んで、この作品の細かい設定はすべて、その一瞬の大爆発のための重要な導線だったんだと改めて感心した。
劇中、「ループを閉じる」なんて用語が出てくるのだけど、その言葉が含んでいる意味が、ジワジワと沁みてくる。


「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」

前作「DOCUMENTARY OF AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」と比較してみると、
ドキュメントの神様が微笑んだとしか思えない、あの「フライングゲット」ような奇跡は無かったけれど、ドキュメンタリー映画としての質は断然高かったと思う。
単なるメイキングにとどまらず、ドキュメンタリーとして監督が論じたいこと、伝えたいメッセージを感じた。
(ただ、『妙に作為を感じるシーン』の存在が、違和感を放ち過ぎていて気になった。)

「センターとは何なのか」「前田敦子とは何だったのか」を軸として語られるセンター論、センターについてのヴィジョンは大変興味深かった。
思うに、AKBにおけるセンターの神格化は、前田敦子さんその人が背負った業そのもの、もしくは、その業が引き起こしたものだったのではないだろうか。
前田敦子さんがセンターにいることによって生じる、説明の出来ない説得力。
その後の、カーストの頂点を失ったグループの奔走から感じる、どことなく決定打に欠いてる感じ。
あの感じは何なのだろう。
その得体の知れない何かを、しかも他のアイドルグループとは違う次元で持っていた前田敦子さんは、やはり「センターに選ばれた人」だったんじゃないかと思った。


「ベルセルク 黄金時代篇V 降臨」

初めて「蝕」を読んだ時、あの圧倒的な絶望に何を見たか。
それを言葉にするのはすごく難しいのだけど、「闇という名の光を見た」というような感覚だったのかもしれない。
今回の映画に、『あらゆる闇が光を凌駕する』というコピーが付けられていたのだけど、まさにだと思った。
めくるめく暗黒に、ただただうっとりした。
ただ、個人的に「原作のこの話までは見たい」と思っていた所までは届かず。
つづきもいつか映画化してくれたら嬉しいなぁ。
posted by bbb at 22:57| 小出祐介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

カナダ☆レモン

ぴぎゃあああああああああああああああああああああ



テレビブロスの電気グルーヴの記事めっちゃ面白いと思ったら、取材・文/天久聖一。最強の組み合わせですね。「人間と動物」買いに行ってきます。
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posted by bbb at 15:52| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

RADIO情報

明日3月2日はJ-WAVE「RADIO DONUTS」、「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」のコーナーに、うちのテレキャスおじさんと赤ベースおじさんが出演します。11時10分頃から。湯浅お兄さんと大介おじちゃんは、それぞれ自宅でお昼ご飯の準備をします。大介おじちゃんは何を食べるのかな?乞うご期待!!
posted by bbb at 21:39| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月28日

ん〜ふ〜ふ〜

こいちゃんの日記まだかな〜
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posted by bbb at 22:55| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

ビブリボン

昔あったゲームなんだけどさー、音源欲しいんだけどさー、サントラとかもうないんだよねー。iPodに入れてさー、移動中とか聴きたいけどさー、ないんだよねー。最近ブログ書き過ぎかなー。
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posted by bbb at 09:13| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

私はその人を常に先生と呼んでいた。

「こころ」でも読もうかしらね。夏目漱石の本はどれも、出だしのパンチラインがちょーやべー。
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posted by bbb at 12:18| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流氷船

母が流氷船に乗りに北海道行くんだってさ。「寒いの大好き!」って酔っぱらって電話してきたよ。やっぱり親子だね!愛してるよ、母さん!
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posted by bbb at 07:59| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

センチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生じゃないですか!

フリーホラーゲームで有名な「ゆめにっき」の謎のカウントダウンサイトがオープンしたんですよ。気になりますね。
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posted by bbb at 09:19| 湯浅将平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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